若さを求めて過ちを犯す

若さとは失敗の連続であり、その失敗の連続を青春と呼んだとして、その青春の期限にも気づかずに同じような過ちを繰り返すことは知性の欠如に他ならない。青春に取り憑かれた魂は誰かの心を踏み台にしてなんとかその蜘蛛の糸を手繰り寄せる。しかしそこにあるのは古びた思い出の複製品であり、それ以上の価値はない。

 

失敗とは繰り返した挙句の成功のための礎であり、失敗のために失敗があってはならない。

失敗に酔いしれぬように。常に優しく賢く逞しくなれるよう生きなければ。